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2004 04
どーも!
なんとなく想像してたけど やっぱり今年は春が来るのが早そうだ
SAPPOROの街中はもう雪は全然無くなってて
歩いてる人達もすっかり春の服に変わってる
スノーシーズンも残り後1ヶ月 雪質は良くなくても気持ちよく滑れる季節が来た

 ちょっと前の話だけどSAPPOROのクラブ「RAD G-VIBES」がクローズした
ダンスミュージックが好きな人なら一度は行った事有ると思う
そんなに大きくはないが音も良いし すげーカッコいいクラブでした
JADEという名前で新たにスタートしたんだけど
それでもG-BIVESの名前が無くなるのは凄く寂しくて
ラストパーティーも楽しかったけどちょっとだけ複雑な気分だった
JADEになってもいい音楽と雰囲気と酒をよろしくお願いします

 みんなは「EZLN」もしくは「サパティスタ」という団体の名前を聞いた事があるだ ろうか
メキシコで活動している 一般的には「反政治ゲリラ」と認識されている団体だ
反政府ゲリラというと武装して罪もない人々を巻き添えにテロをしているような団体 と
思われてしまいそうだか それは全く違う
サパティスタはメキシコはチアパス州のマヤ系先住民が中心の組織で
70年以上にわたって政府から弾圧を受け続けており
もともと森林や石油、天然ガスといった天然資源に恵まれ
メキシコでも第一のコーヒー生産量を誇りながら 全くその恩恵を受ける事が出来ず
彼らの75%が栄養失調で、40%が電気を、60%が上水道を、90%が下水道を
備えていない劣悪な環境で今も農耕を中心として生活している
 1994年にメキシコへのアメリカ資本の導入を目的とした北米自由貿易協定で
貧しい人々の土地は次々とアメリカ資本の企業へと強制的に売却されてしまう
この協定に対しサパティスタは「自分達への死刑判決だ」として武装決起したが
メキシコ連邦政府軍は彼らに対し空爆などの大規模な鎮圧を開始
結果的に彼らには150人近い死者が出てしまう結果になる
当然 メキシコ国内や国際的世論はメキシコ政府を非難しサパティスタを支援
その圧力に負けた政府はサパティスタと和平交渉にのぞむ事となり
交渉は何度も中断されながら現在も続いている
 少し言葉が難しいかもしれない 誤解を恐れず簡単にいうと
アメリカの企業をメキシコに呼んで自分達の為に米ドルを獲得したい政府側が
貧しい人達から土地や生活を取り上げ アメリカへ差し出したという話だ
もちろんアメリカ側からの市場開放の圧力が有った事は簡単に想像できる
 しかももっとタチの悪い事にメキシコ政府は未だに彼らへの弾圧を止めていない
軍や警察によるサパティスタメンバーへの逮捕や暴行、略奪は後を絶たず
サパティスタを敵対視する右翼ゲリラ集団の「パラミリタレス」
(こちらはサパティスタと違いチアパス州における現政権の権限や
利益を守ろうとする中層以上の階級によって組織された私兵集団)
に対して非公式ながら資金援助さえしているらしい
 全ての人々の自由、正義、民主主義を求めるサパティスタは
94年の事件以来 言葉のみを武器として世界中で支持を得ていて
97年には非武装の広範な組織としてFZLN(サパティスタ民族解放戦線)が組織されている

 悲しい話だがこれは現在も続いている事実で
去年はアメリカ軍によるイラク侵攻によって日本でも反戦運動が盛り上がったけど
今もアメリカ軍による武装支配は続いていて日本もそれに協力している
イラクの復興事業を請負うことになった企業はほとんどがアメリカ資本の会社らしい
近隣のアラブ諸国の企業は復興事業に参加したくても出来ないでいる
もしも僕がイラクの国民だったとしたら今何を考えるだろうか
 そんな感じでミンナにも戦争と本当の平和についてもう一度考えて欲しくて
今回の夏物のTシャツのプリント(stb-1034)はサパティスタの副司令官
マルコス氏にしました 去年の反戦メッセージT(stb-1010)に引き続き
2回目だけど 今年も平和について考える事が多くて
それじゃまた 本当の意味でpeaceで!
by shinji